『アポロはうまく唄えない』

 

 

たびたび 作品モデルになっていただいています

「藤里ひより」さんが脚本を書かれ 自らも出演されている舞台公演にオーディエンスとして行ってまいりました

若手俳優15名が出演するミステリアスでダイナミックな舞台の桟敷席最前列に座らせていただきました

手を差し出せば体に触れるくらいの距離で 役者のツバが飛んでくる臨場感あふれる'お芝居'でした

見終わって軽度のむち打ち症状をおぼえたワタシは膝を抱え頭を前傾させ 目を閉じて感慨に耽りました

ワタシが最初にカメラマンとして舞台に接したのは劇団四季の『オンディーヌ』です

半世紀前の'お芝居'ですが'ライムライト'を浴びた「石坂浩二と加賀まりこ」は今でも 灰色の脳細胞に鮮明に浮かびます

さて ワタシが膝を抱え感慨に耽っていたのは 舞台衣装についてでした

中日劇場のこけら落とし公演としてかけられた『オンディーヌ』で役者たちが身につけていた衣装は

ワタシの目から見て随分貧弱なものでした

今から思えばの話ですけどネ

『アポロはうまく唄えない』の演者たちの立派な衣装を45年以上前の記憶と重ねてしまいました

 

 

当日いただいた演劇案内などのチラシ

34枚もありました

名古屋圏でどれだけの劇団が活動しているのかワタシには見当つきませんが相当数あるんでしょうね

今回の公演は名古屋市青少年交流プラザだったのですが

音楽スタジオ 大小の練習室 音響照明器具完備のステージなどが低料金で利用できる素晴らしい施設です

 

 

こちらは名古屋市西部に位置する 演劇練習館「アクテノン」

古代ギリシャ神殿の雰囲気をだしている 演劇を志す者たちの'聖地'です

 

 

建物内部に入ると配水塔であった往時の名残であるパイプ バルブが保存されています

そして円周状に演劇練習場が配されている

演劇に関する図書館も併設されていて戯曲などの資料も豊富に揃っていますよ

オイオイお前はいったい 何が言いたいんだい!

はい 演劇をされている皆様ににエールを送っているんですよ〜