下左の画像の中心部に現れている青い光の滲みはフレアースポットといわれる現象で CCD表面に入射した光がレンズ後部に反射して その光が再びCCDに影響を及ぼしてしまう現象です。 個々のレンズ カメラによって影響される度合いは違いますが フレアースポットは ある条件で必ず出現します (バックが白く被写体が黒いものは顕著に表れる 背景の周囲を黒い遮幕などで覆い 影響を抑える対策が必要) これは 銀塩ではフィルムの表面が入射光を拡散していたため 問題にはならなかったものが デジタルの撮像素子が鏡面になっているために表出してきたもので メカニカルにはさけられないのが現状です (使用する機材により 空などの明るい背景の中心にある暗い被写体に 作例と同じようなフレアースポットが出現します) 対策としては 後玉が突き出したレンズを避けるか デジタル対応のレンズを選択するしか方法はありません デジタル対応の新設計レンズの開発もそうですが 撮像素子表面反射も対策する必要があるでしょう |
NikonD100 NIKKOR 50mm 1.4 F13 |
EOS 10D Canon 50mm1.4 F13 |
EOS 10D NIKKOR 50mm 1.4 F13 |
左Canon 右NIKKOR 無限遠の状態 |
Nikon D100は激しいフレアーに襲われている 対して EOS 10D はほとんどフレアーは認められない |